毛髪再生技術、安全性確認へ(時事通信/2018/6/4)

 

最近の研究で、植毛などに頼らずとも毛髪再生をする技術革新が
どんどん進んでいるようです。
今は無理でも、近い将来植毛などしなくても毛包を再生する技術が確立される可能性があります。

 

その技術が確立するまで、もうちょっとの辛抱です。
以下、気になる記事を転載しておきます。

 

是非ご覧になってください!!

 

 

毛髪再生技術、安全性確認へ=男性型脱毛症、治療目指す―理研など
6/4(月) 19:03配信
時事通信

 

毛髪を生み出す根元の器官「毛包」を体外で増やして移植する技術
開発した理化学研究所の辻孝チームリーダーらは
4日、安全性を確認する動物実験を7月から行うと発表した。

 

年内に終え、問題がなければ男性型脱毛症(AGA)を対象とする
毛髪再生技術の臨床研究を大学病院で行う方針。

 

理研発ベンチャー企業「オーガンテクノロジーズ」(神戸市)の杉村泰宏社長は
記者会見で、「当面は(健康保険適用外の)自由診療で
2020年以降の実用化を目指したい」と話した。

 

 

AGAで実用化できれば、女性型脱毛症や
生まれつき毛髪が少ない病気の治療法開発に取り組むという。

 

AGAは後頭部に残った毛包の細胞を頭頂部などに移植する治療が行われているが、
元の毛の密度を復元できない。

 

辻リーダーらは、毛包を構成する3種類の細胞を実験容器で培養して再生し、
1個の毛包を100個に増やす技術を開発。

 

京セラ(京都市)と再生毛包の規格化や、自動大量生産に向けた技術開発を進めている。 
動物実験は、人の細胞を移植しても免疫拒絶反応を起こさず、
生まれつき毛が生えないマウスを使用。

 

人の再生した毛包のもとを背中に移植し、毒性がなく腫瘍もできないことを確認する。

 

https://port-medical.jp/media/articles/114

 

 

毛髪医療の必要性

 

脱毛症の原因はたくさんありますが、最も多い原因はAGAであり、
約1200万人の方が発症しているとされています。

 

その他の脱毛症を含めると、さらに大勢の方が
毛髪になんらかの問題を抱えて いると考えられます。

 

「脱毛症」自体は、命に直接関わるような病気ではありませんが、
人は社会的な生き物であり、脱毛に対する治療欲求は必然的なものです。

 

AGAの治療法は確立されつつあり、内服薬(フィナステリド、デュタステリド)、
外用薬(ミノキシジル)は医学的根拠を持って有効とされています。

 

しかし、いわゆる対症療法であり、治療を止めると効果が消えてしまいます。

 

現状では、脱毛部分に永続的に毛髪を得るためには、
「植毛」以外の方法はありません。

 

AGAの場合、自分の後頭部の毛を移植する「自家植毛」は、
ガイドラインでも推奨されている治療方法です。

 

自家植毛は、もともと自分の後頭部に生えている毛髪を
そのまま脱毛部へ移動させるだけであり、

 

頭部全体の毛髪量は変わ らないため、
広範囲に脱毛が及んでいる場合は、治療が難しくなることがあります。

 

そこで、「自分の毛髪の数自体を増やす」という再生医療が登場しました。
また、抗がん剤や放射線治療、感染症などの病気や外傷に伴う脱毛は、
毛包が破壊されることで永久的に発毛が見られなくなる場合があります。

 

この状態を瘢痕性(はんこんせい)脱毛症と言います。

 

現状では、手術によって脱毛部分を取り除いたり、
植毛を行ったり、かつらを使用することなどで対処されています。

 

このような脱毛症は、小さな子供にも現れることがあり、
毛髪再生医療が強く求められる分野でもあります。

 

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